3/12に予定した工事再開でしたが、春嵐襲来にて大安日着工のお印作業のみでこの日は一旦退却。
3/15からは天候も安定し、現在までに根伐り床付け→砕石敷き→転圧→捨てコン打ち→ベースフーチン型枠→配筋→ベースフーチンコンクリート打ち作業と基礎工事の工程を順調に進んで来ています。
基礎工事現在の様子はこちら
3/7 現地にて、融雪と地中の凍結具合を試験掘りして確認しました。結論:凍結・残雪なし!でも3/8-9の天気予報が悪いので、3/12の大安を待っての工事再開と判断をしました。今年は全体的に暖冬とは言え、ココは標高800m強の那須。平地とは違う気候条件にて細心の注意が必要です。肝心要の丈夫な基礎を造る為にも生コンクリートの精度と強度は必要不可欠。コンクリートもいい条件で乾燥させてあげなければイケマセン。最低気温が4℃を下回る日が続く時に打設・乾燥工程をするのはもってのほか。念には念を入れての段取りが必要です。
残雪も消えた現地。オーナー様お待たせいたしました。そして品質第一においての工事中断にご理解戴き誠に有難うございました。3/12からもまた一生懸命取り組みマス!
今回は24時間換気設備についてです。
平成15年7月の建築基準法改正でシックハウス対策の為の規制が導入された事はご承知の通りです。これは文字通り、シックハウスの原因となる化学物質の室内濃度を下げる為に、建築物に使用する建材や換気設備を規制する法律ですが、ココで具体的な規制内容ををおさらいすると・・・
1.ホルムアルデヒドに関する建材、換気設備の規制
①内装仕上げの制限 ②換気設備設置の義務付け ③天井裏などの制限
2.クロルピリホスの使用禁止
の二項目。住宅・学校や事務所・病院等総ての建築部の居室にこれらの規制に基づく計画と実施がされています。
さて、現場の話の戻りますと、
CozyUpHomeでは上記1-②の機械換気設備設置義務付け(住宅おいて1時間当たり部屋の空気を半分入れ替える)に対し、ダクト集中型の第3種換気設備を導入しています。これは換気・気密断熱における重鎮で、弊社も所属する
IBMA(輸入建材協議会)会長・光輝建設社長 福井氏考案のもの。冬期において過酷な気象条件となる北海道・網走で生れ、冬は外気よりも暖かく、夏は外気よりも涼しい地中熱を室内への給気に効果的に取り込みながら更に室内の排気熱も有効に回収(熱交換)して冷暖房費節減の省エネルギーにも繋げるシステム。更に排気の位置も
有害物質が溜まりやすい床上30cm位からすばやく排出できる様床面に設置しています。
現場は換気計画の段階から福井氏と同社の指導の下で施工まで行ないました。
重鎮・福井氏による現場指導の様子
換気設備施工の様子はコチラ
建て方完了後に屋根工事と併行させながら進行していた壁下地の造作と地中熱を利用する24時間換気設備工事の様子をアップしていきます。
先ず最初は壁下地の造作から・・・
CozyUpHomeティンバーフレームバージョンはラーメン構造に似ていますが、日本の建築基準法における構造種別は在来軸組み工法となります。弊社のティンバーフレームの場合は一般的な在来軸組み工法の筋交いによる耐力壁確保ではなく、外壁側を大壁(外から柱や梁が見えない構造)とする場合においては、柱間の壁を2x4工法と同様のパネル組みで構成し、構造用の面材を軸組みに直接張って耐力壁とし構造強度を確保します。これは真壁(内外から柱や梁が見える構造)とする場合も同様。2x4パネルを面材の受材として構成します。このような軸と面の「鬼に金棒」組み合わせを、間取りプランを作成する時から考慮し、窓の配置等も加味しながら計画していくのがCozuUpHomeです。実際、コチラの建物も地震時・暴風時における必要壁量計算をすればすべての階と方向で2.5倍以上となります。基礎と躯体と屋根は長く安全に暮らしていただける為にも十二分な余力を持たせる事がなければいけません。これもまた当たり前の事ですけどね。
電線で見えにくいかな。弊社の現場シート看板
弊社のCozyUpHomeティンバーフレームバージョンはこんなキャッチフレーズをつけています。
私、脱いだらスゴイんです。
造作模様の画像はこちらで
早いものでもう2周年となるのがお馴染みの
ラ・レプブリックさん。内部のティンバー材や無垢材達も風格を増してきたのは勿論の事、シェフを始めスタッフの皆さんそしてお料理やワインも更に大充実されてきました。
2/23-25は二周年感謝フェアを行なわれるとの事。是非皆様もお店へお運び下さい!
この日はちょっとしたメンテナンス作業と共に、二周年を迎えた事に弊社からは得意?の「手彫り看板」をささやかながらプレゼント。
シェフの思いも込めて次のステップへ・・と彫らせて戴きました。
そしたら・・・
ナント!
逆プレゼントを戴く事に・・・
イヤ、元々ランチは戴こうと思っていましたよ。でもいつも悩むんです。何を食べようって。だって全部食べたいものばかりだから・・・
う~ん・う~んと悩む私を横目にさ・さっと調理台に向ったシェフは速攻技で二つ作ってくれちゃったのでした。揚げたてジューシーなカツサンドとありそうでなかったカレークリームパスタ。も~うダメ、カツサンドソースは今まで味わった事無いほどパンとカツにピッタシ。カレーパスタに載る玉ねぎのフライがこれまたソースの味わいを増して相性バッチリ。私も速攻で戴いちゃいました。う~ん、幸せ。シェフ・ジュンチャン・アヤチャン有難うございました。そしてご馳走様でしたー。