
6/13 上棟式も終わり、今日から屋根を作り始めました。化粧となる4x8の垂木上に
SPF1x6T&Gを裏うちし、(これが室内側から見て仕上材となる)その上から化粧垂木と
直交となるように野地板用垂木を打ち付けます。
この空間が断熱と防湿処理のスペースとなりますので、施工中の雨には要注意。
隠蔽される部分に余分な湿気は大敵です。ちょうど梅雨入りしたばっかりの時期なので、
空とにらめっこしながらの作業でした。

6/4建て方も4日目を向かえ、化粧となる垂木(100x200)も架け終えました。
これで家全体の骨格が出来上がったわけです。
ここでしばしの乾燥期間を設け、材の動きをチェックします。
また、翌週の作業再開前にはお施主様より上棟式の祭礼施行があり、
建物の安全と作業の安全をご祈祷いただきました。
その際にお施主様より振舞われた特産のメロンが美味でした。

6/2順調に2日目の工程です。前日までに通し柱と1Fの梁組みが終わっていたので、
今日は2F束柱建てと、梁組み、そして小屋組みと進行しました。
垂木を架けているところなんか痺れませんか?この垂木は20cm角です。棟木と母屋に
欠き込み(カナダの加工クルーはこれをバードマウスと呼ぶ)と下穴加工がしてあります。そこに逆輸入M社強力インパクトでコーチボルトを打ち込みます。(これが重い!!)
近所を散歩していたおじさんが、「何が出来んの、なんかのお店?」って言うので、
「いや、普通の住宅です」ってまともに答えたら、「けっ!今時こんなの建てられるヤツ
いるわけねぇ、ウソだるぅ」だって。ウソついてもしょうがないんですけどねぇ~
何がどうしてそう思わせるのか私には理解できませんでしたが、結局今の日本の住宅供給
システムに問題があるんでしょうか?因みにこちらのお施主様は30代の方です。


6/1今日は朝から絶好の建て方日和。晩のビールがうまいだろうな~とうつつを抜かして
いると職方からの叫び声が。「おーい、この番付け何て書いてあんだっ」って。
そうだ。ぼーっとしている場合じゃない!英語で書かれた番付け読んであげなきゃ。
ちなみに、それはLowerPlateD3-5でした。(1F胴差。D通りにあって、3から5通りまで渡す)
ここで、ワンポイントレッスン。色々と呼び方はあるけれど、
ウチでカナダサイドと共通している躯体部材名を英語で言うと・
Joist ジョイスト 根太 Rafter ラフター 垂木
Plate&Beam プレート&ビーム 胴差とか梁の横架材
Ridge リッジ 棟木 Purlin パーリン 母屋 Brace ブレス 筋交い・火打ち・方杖
Post ポスト 管柱 スルーポストで通し柱 等々。以上英会話のケーオンでした。

明けて5/31。昨日の雨も上がり、今日から土台を敷き込みます。土間蓄熱ヒーターを
採用していますので、外周の土台パッキンはW100で気密性のもの。これをダブルにして
土台寸法200mmに対応させています。