先週は梅雨の最中にも拘らず、降雨作業中止が1日だけだったので屋根工事工程もほぼ予定通り完了することができました。これで躯体も余分な雨に直接曝されることもなく、ココ日本においても確かな息遣いを始めてくれることと思います。
屋根垂木完了時

今回の屋根は平屋のロフト付きとするため矩勾配としていますが、矩勾配の場合屋根と室内の距離近くなる分太陽熱をもろに受けて室内に熱気が籠りやすいという欠点があります。今回はそれを少しでも低減されるべく24時間換気と併せて屋根に遮熱通気層を設ける仕様としています。
その遮熱通気層を確保するボード

デュポン社製
遮熱透湿防水シートがボードに貼付されていて垂木間に隅を折り曲げて取り付けることにより、遮熱に絶対必要な通気層(30mm)も確保出来ます。
取り付けの様子


ボードの接続部はアルミテープで隙間を遮断しておきます。
ボードは雨大敵ですのでこの時期は特に注意が必要です。屋根野地板張り可能範囲に達し次第順次施工していきます。

この日は晴天にて遮熱シートが眩しい!施工にはサングラスが必須アイテムとなります。
(・・・職人全員にお揃いのサングラスを支給しましたが、あまりに人相が悪くなるためココでアップの写真はとても掲載できません。勿論私も同様ですが・・)
野地板張り後は防水シート貼りへ 反対側の屋根も同様に・・

片面の施工が完了した時点でも屋根裏に回れば外で感じていた熱が大分軽減されていると体感出来ます。これに断熱材GW16K100を充填して内部は無垢板張の仕上げとなります。
CozyUpHomeティンバーフレームバージョンは、地域の気候特性や土地の方位、建物の配置によって求められる遮熱通気・断熱・調湿の性能を各部材の特徴を活かし、その効果が十二分となるような仕様組み合わせにして提案しています。
6/20屋根工事下地段階まで終了。屋根仕上げ工事用に足場も架設しました。