屋根構造はCozyUpHomeティンバーバージョン日本仕様フルラフタースタイルであるとは前回お話ししました。以下の画像はその途中工程の様子です。
室内から見て仕上げとなる無垢板を張り終えたら、軒先を除く屋根面全体に気密シート(0.2mm厚)を貼り、断熱・通気層確保の為の野地垂木をティンバー躯体の垂木に沿って取り付けます。気密シートは一般に使われる0.1mm厚より、0.2mm厚だとタッカー(ホッチキスのようなもの)止めして上を歩いたり、施工中風に吹かれてもその部分から破れたりする事を大幅に軽減出来、気密確保に大きく貢献できます。また重ね幅も300mm取り、隙間風対策を更に万全なものとしています。コストアップでは?と思われがちですが、家全体・長期に渡る光熱費削減から考えれば十分におつりが来るものほど僅かなもの。住まい創りには、目先を考える部分と長期を考える部分をうまく融合させる事が重要なポイントになります。
高性能グラスウール16K100mm厚断熱材の敷き込み。隙間無く、長期に渡ってズリ落ちが起きない様、規定箇所にタッカー止めしていきます。
野地合板を張って防水シートR22㎏を敷き込みます。これで雨が降っても大丈夫。天気も味方してくれたのは何よりでした。