1/22の輸入資材搬入後、23.24日と渡って現場までの小運搬と土台敷き込みを行ないました。両日ともあまり天候に恵まれず、建て方工程1日遅れとなってしまいましたが、安全と資材の保護を考えれば仕方ありません。
資材仮置場からは平ボディとユニック付2t車でピストン輸送します。(現場までの間約350m。)
現場にはガードマン2名を待機させ、荷下ろし時は歩行者用通路を十分確保する為に車は片側交互通行とさせて貰いました。
ご通行中の皆様、ご迷惑をお掛けしました。
資材の小運搬前には基礎上に土台パッキンをセットして置きます。この現場は地中熱を利用した換気システムを導入する為、外気侵入を防ぐ気密タイプとしています。弊社のティンバーフレーム仕様では柱の基準規格が20cm角なので土台も20cm角となります。よって基礎パッキンは画像の100幅物を内側にも敷いていきます。
←土台の敷き込み。アンカーボルト位置に合わせて穴を開け固定します。継ぎ手加工はカナダの工場で行なってきますので現場では番付に沿ってセットしていきます。土台は基礎とともに荷重を支える重要な箇所です。地面に一番近い木材ですから腐朽に対抗できる材の部位を使用しなければいけません。薬剤処理した材もありますが、木材には心材に腐朽に対抗する力が備わっています。その自然力を利用するのが一番!と弊社では考えます。特に地中熱を利用する換気システムの場合はいくら基準値以下と言ってもゼロではない揮発性有機化合物等薬剤の影響を受けてはいけません。
←ティンバー躯体材は敷きこんだ土台上に仮置き。建て方足場を架設してから振り分けし、本格的な建て方作業に移ります。
総ての躯体材を仮置きし、シート養生も終了。皆様お疲れ様でした!!
今日(1/25)はゆっくり休めましたか?明日からは本格的な建て方です。頑張って行きましょう!お施主様ご家族と我々皆の笑顔のためにも・・ネ。