お陰さまで弊社の
オフィシャルサイトやライフスタイル別に平屋の間取りを紹介する
平屋ライフ.comからは色々なご相談を頂戴しています。大変光栄な事で嬉しい限りではあるのですが、そんな皆様とお話し合いする中ではいつも気がついてしまうことがあります。
それは、
「もっと別の部分で拘って下さい!」と言う事。
建築業界だけでなく世は「偽装」が氾濫しています。耐震偽装に始まった真実の追究には国も法律を整備して監視体制を強化していますが、一昨年6月から改正された建築基準法に伴う建築確認申請業務の行政側混乱については皆様もご存知だと思います。法が欠点を修正して整備されると言う事はいい事ではありますし、これからも改正が続く同法や建築士法、整備される住宅瑕疵担保履行法等には弊社も対応を進めています。しかしながらここで申し上げたいのは、我々は住宅というハードをお金を戴いて提供する所謂プロだと言う事。プロである以上現場では性悪説に基づいて整備された法律に左右される事は過去にも先にも存在せず、そこには人間が生活する上で必要な衣食住の一端を担う者としての高い意識がプライドとして当然の法遵守と共に存在しているのです。
だから、法律で定められる安全で安心・快適・長持ちする家を創るのは当然!むしろそれ以上のものとなる様に日々研究と努力を重ねているのです。何も無いところから始める住まい造りにおいては人と人との信頼関係から始まる契約行為となります。そこではお互いが持てる力を最大限に発揮して協力し合い目的を遂げていくのが一番であって、そうして出来上がった住まいには何にも変えられない大切な財産となっていくのです。
前置きが長くなりました。
冒頭で申し上げた「もっと別の部分で拘って下さい」とは、
そうした法律に関わる内容への確認がご相談の大半を占め、もっと大切だと思う暮らし方や住まい方に関するご相談をお受けする段階では皆様が疲れてしまっていると言う事に発します。勿論細かい性能数値のご確認や強度や断熱性に関するお問い合わせは重要であり、企業としてもそれらを確立していなければいけませんので、弊社でも細かくご説明いたします。ここが問題なのです。説明はどうしても専門的になり法律に示される数値などを交えてお話しすることになりますので、聞き終わってご理解いただく頃には安堵感からか皆様が疲れてしまっているのです。でもそれらの内容はある意味どこに聞いても同じような答えとなるはずです。そうです。各社色々な手法はあるにせよ数値性能にはその地域に合ったもので十分な強度を持ち、省エネルギーにも貢献できる仕様を殆どの企業は間違いなく用意しているのです。だってプロですからね。一部の悪者のお陰ですっかり信用を失った建築業界ですが、99%の企業はそうではないのです。ですからそれよりも新しい住まいを持つ事によって変化するライフスタイルやマネープランに、もっと拘って下さい!そんなところで各企業の住まいに対する考え方を比較して下さい。住まいは物凄く高いお買い物です。明るく健康的に生活する基盤となるものです。「壁の仕上げ材は何でもいい」とか「床はフローリングなら安心」とか直接生活に関わる部分に無頓着にはならないで下さい。メーカーが決めた仕様なら総て安心ではありません。木材なら木目や香りもそれぞれ違いますし、その効能も違います。それらを一つ一つ確認し選定する時間の方を多く持ちましょう。そうすれば住まいの計画が苦痛ではなく、楽しい時間に必ずなります。
弊社はそれにお応えし、我々が持つプロとしての知識と経験値に基づくアドバイスをさせて頂きます。それこそ住宅計画のご相談を受ける者として責務だと思っていますので。