昨日は成人式でしたね。事務所に籠ってのデスクワークでしたので晴れ着姿や紋付はかま姿の新成人を見かける事はありませんでした。新成人となった人も今年は最も少ないとか・・・。今年の成人は1987-88年生まれという事になりますね。とっくに2回目の成人式も過ぎた私はその頃の事が手の取るように思い出せます。内需拡大政策でバブルが始まった頃、当時は若手の私も月の残業が100時間を超え、人手不足となりつつある職場は多くの優秀な人材を確保する事に知恵を絞っていました。今も一部の業種ではそのような事が起こっていると聞きますが、今ほど情報網が整備されていない当時は、その情報をどうやって発信させるかという事から考えていたように思い出せます。私の上の娘は今年二十歳になり、来年成人式を迎えることになるのですが、昨年の夏ごろから呉服屋さん、写真屋さんからそれはそれは沢山のDMやら電話・Eメール攻勢がありました。昨年ですから再来年の話ですよ。もうそんな名簿を手に入れて営業してくるのです。「いい柄が無くなってしまいますよ。」「今なら着付けと写真撮影、お化粧が無料です。」などという巧み?な誘い文句にまんまと嵌まり、娘にもせがまれてとうとう昨年末に晴れ着を買わされてしまいました。勿論いつかは買わなくてはいけない!と思っていましたので、後悔しているわけではありませんが、あまりにも早い!企業側の戦略に脱帽です。「青田買い」・・・言葉から受けるイメージに私的にはあまりいいものを持っていませんが、「住まい」のメンテナンスに通じる「早め早めのお手入れ」に置き換えればいい事なのかも知れません。