年明け7日から再開の現場作業も順調に推移。休み中は資材の養生状態や盗難が心配されますが、厳重管理にて問題なし。当たり前の事ですが、現場は常に整理整頓が安全面においても重要です。
内壁無垢板仕上げも殆ど終了(左)(右)お施主様ご支給のステンドグラスも壁に埋め込みました。
ロフト部手すりの造作
親柱には強度あるダグラスファーを、手すりと手すり子部は肌触りの優しいウェスタンレッドシダーを使用しました。手すり子(縦格子部)は楕円形状のものを斜め45度の角度に200mmピッチで取り付け、安全面にも留意しました。↓リビング吹抜けから見上げた手すり。
写真中央→に見える親柱はスパン中央となる為、4x4材を半欠きにしてロフト床(38mm厚)に埋め込み、梁の外側からも固定しています。
←リビングの吹抜けから階段部の吹抜けへ矩折で連続する部分の手すり親柱は、階段幅の制限上半欠きにしてオーバーハングすることは出来ません。この部分は同じく床板に挟み込み、その下の梁へ10cm程埋め込む角臍加工をして固定します。人が寄りかかったり、フトンを掛けたりして重量の掛かる手すりです。安全な固定は勿論の事、計画段階でも吹抜けに面する所は前後の振れにどうしても弱くなる「一直線な手すり」とならないようにすることが重要です。
外部は軒天井・破風鼻隠し部の塗装が終了しました。
前々回・前回とお伝えした無垢床材納めの部分。
現場室内は無垢板に囲まれた気持ちいい空間が早くも拡がっています。内部造作は来週中には一段落し、設備・電気等の関連工事に進行して行きます。