先週末は雪の予報もあり、「いよいよ積雪か」と覚悟しましたが実際は「雨」。現場作業には好都合でしたが、いつ降られても大丈夫な様に材料の養生等準備を怠らず年末年始の休業期間を迎えたいと思います。
さて、現場作業の方は床の仕上げが済み、壁の仕上げ板張りに本格的に入りました。
1Fとロフト、職人もそれぞれに別れての作業とし、1F・ロフト共細かいスパンの壁を残すのみとなってきています。
前回お伝えした床張り終いの処理。無垢材を使う際に重要な材の伸縮スペースです。使う材質や広さによって隙間寸法は調整します。
この部分は
幅木を付けて隙間を無くします。
玄関ドアも吊り込みました。作業中ゆえ養生しているので色は分からないと思いますが、屋根の緑青色に合わせてコーディネートしています。
コレも前回お約束したサッシの話。CozyUpHomeではアルミ製サッシに比べて熱伝導率が低く断熱性の高い樹脂サッシにLow-e加工された複層ガラスをオススメしています。北海道では90%の普及率、北米でも50%以上が採用しています。家の断熱性は言うまでも無く開口部の性能に大きく左右されます。樹脂製の枠にそれぞれの地域に見合った性能の複層ガラスを組み合わせればより断熱性が高まり、温度変化の少ない快適な空間を構築できるのはもとより少なからず省エネルギーへの寄与や環境負荷低減にも貢献できるとされています。
外壁側には取り付け枠(ネイルフィン)外側周囲に気密テープを張ります。
サッシを納める開口寸法は、躯体木材の収縮や温度変化に因る樹脂サッシ本体の伸縮に備え、左右と上部に約3mmの隙間を設けないといけません。あまりギュウギュウに取り付けるとサッシ枠が変形し窓が開けにくくなったり、漏水の原因にも繋がりますので注意が必要です。
年内の作業は29日まで行い、内部壁の仕上げを終了させる予定。
年始は7日から再開となります。