開店後7ヶ月を経過した門前仲町「
ラ・レプブリック」。このブログをご覧の皆様の中には既にお店に行っていただいた方も多いと思います。私もお客様や友人を連れて行くたびに皆がシェフのお料理や厳選ワインの質の高さ、店内外の雰囲気、そしてなによりスタッフ全員の気持ちのいいサービスに感激してくれるので、少なからずこのお店に携わった私も大感激しきり。そんな折シェフからクリスマスシーズンを迎えるに当ってのドレスアップ計画について相談を受けました。でも今回はほとんどシェフが構想を練られていたので私は高品質・低価格にて各業者を手配するのみ。休業日に作業を段取りし、1日の工程で取り組みました。
一つ目 レア物ワインの空き瓶陳列棚造作 もう二度と手に入らないワインも多数
(その内何本かは私が呑んでしまった・・・)


改修前の店舗設備の都合で露出となっていた排気ダクトを隠す様に設置しました。雰囲気を壊さないよう店内で使われる同じウェスタンレッドシダー材を用意し、造作しています。
二つ目 看板文字の彫りこみ・色付け


このお店のテーマでもある「フランス料理の真髄”地方料理”をワインで気軽に楽しめる」を表現する文言BAR FRANCAIS を得意?の彫り込みで仕上げました。白塗りして更に文字が目立つようにもなりました。
三つ目 今回のメイン ネオンサインの取り付け&照明器具増設


文字はロゴにも使われている字体でシェフ考案。ネオン管で再現できるギリギリにて製作しました。色はウェスタンレッドシダーの外壁材色に浮かび上がる赤。点灯試験も良好で更に存在感が増したと思います。
作業中のこぼれ話を一つ。
私が看板文字を彫りこんでいた時の事。
通りかかった女性がびっくりした顔で「お店、変わっちゃうんですか?」と質問。
看板を外して作業していたから早合点をされたのだと思いますが、「イヤ、今日は休業日なので改修してるんですよ」と答えれば「あぁーーーー良かった。このお店が変わったら困っちゃう~」
と安堵して通り過ぎて行きました。常連の方なのだと思いますが、愛されてますねぇ~ラ・レプブリック。私もとても嬉しくなってしまいました。
この改修の様子は
シェフのブログでも紹介されています。オススメメニューや新作メニュー、ランチの情報も発信されていますので是非ご覧下さい。
・・・ところでシェフ。お昼に職人全員へご馳走していただいたあのパスタ。めちゃくちゃ旨かったんですけどあれは裏メニュー?あっ、云っちゃいけなかったですかね。でもホント有難うございました。私は勿論の事職人全員も幸せな気持ちで仕事が出来ました。