昨日、「2007海外水まわり・インテリアトレンド報告会」というのがTOTO社の主催で行なわれました。場所は同社の新宿にあるSuperSpaceという所。参加は建築・設備関連業者限定ですので定員50名でしたがほぼ満席。最新のものや流行に敏感なのは日本人の常、普段「原点」とか「伝統的」とかを多く口にする私も自分を確かめる上で何故か筋肉痛の足を引きずり参加してみたのです。
感想一言:潮流はやっぱりシンプルかつシャープか?
この辺りは私の考えとも一致。特に「オーガニックフォルム」と呼ばれる一つの形(ココで言うオーガニックフォルムとは自然界に存在する生物の形を模して・・と言う意味)には共感できました。
↓こんなソファーの形・・何を模しているのか分かりませんが、優しい感じはしますね。

自然界にあるものを人間の力でデザインする。とても大事ですが、デザインに懲りすぎて使いにくくなっては話になりません。イヤイヤ、決してこのソファーが使いにくいといってるのではありませんよ。写真を見ただけですから・・・しかし、この根っこの部分は絶対に忘れていけないと言う自戒の意味を込めて。と言う事です。
でも技術の進歩はスゴイね。同社の水廻り製品は展示されていたのでじっくり見て、触って、操作してみましたが、心地よさすら感じられました。水廻りの製品は必ず毎日触れるものです。ゼロから形を創る建築においては現物を事前に確かめることは言うまでも無く重要。現場見学や構成機器のショールームには是非足を運んでください。
弊社はいつでもお供いたします。