被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げます。
7月では観測史上最大の台風が去って一息ついたのもつかの間、またもや自然災害に見舞われてしまいました。地震国日本の宿命とは言え、3年前の傷も癒えないまままたもや被害に遭われた皆様の心情を察すると言葉もありません。また、今回は何よりも安全が重視される原発施設にも被害が拡がり、微量ながら放射性物質の流失も起こったようです。いつもそうですが、何か事が起こってから問題視される諸々な安全対策にはそれこそ閉口させられます。倒壊した古い木造建築の場合も同じ。能登の時もそうでしたがそのほとんどが無理な改造や増築をしたものばかり。諸事情があるのは分かりますが、人命には変えられません。その度に建築・リモデル業界が悪者になるケースも多々。住まいは人々が安全に暮らす砦です。これ以上に優先すべきことはありません。教訓を得るだけじゃなにも改善されないのです。被災地の皆様に少しでもお役に立てる事、微力ながら弊社でも取り組みたいと思います。