輸入資材の造作もほぼ完了し、出来るところから進めていた内装仕上げも大詰めを迎える局面となりました。と、その前に外観は・・
塗装も終了し、残すは看板と照明器具の取り付けのみ。道行く人々の注目度も抜群で「いつ、オープン?」との定番質問もその数が更に増えてきました。(う~ん、プレッシャー・・・だ。)看板は器具付け後の来週月曜日(2/12)に取り付け予定。続いていよいよ最終段階である消防検査と保健所検査を受ける段取りとなり、来週末にはお引渡し出来る状態となる予定です。(おっ、工程表通りだ!当然かっ)
例のコースターはオーナーのリクエストに沿ってこんな風に配置しました。「木」と「石」を使って・・という一番最初に描いたこの店舗の内装イメージに選択した塗り壁材は一部壁に貼ったコッツウォルズストーンをスライスしたときに出た石粉に白セメントと硅砂を混ぜて練りこんだものを使いました。石に含まれる自然な色合いと風合い、ザラっと感というものがアンティーク空間を生み出すのにベストマッチ。左官歴56年の大ベテラン職人曰く「こんな仕上がり感は初めてだ」というものになりました。コテ捌きも普段とは全く違う手法のリクエストに見事に応えてくれた職人と現場代人・原料を提供してくれた
松原工業さんに感謝しつつオーナーは勿論、訪れる皆様にも気に入っていただけるものと自負(自画自賛)しております。
ベンチシート席の腰壁と左官壁・石張りの壁。一体感あります。
←カウンターの仕上げ。人工的な艶を出さずに滑らかな手触りを実現させました。
飾り棚の造作。オーナーがフランスから仕入れた小物を飾ります。→
現場はホントにあとひと踏ん張り。更に気持ち込めて頑張ります。