オープン予定(2/中)まで半月となった今日1/31。外部班・内部班に分かれての作業は順調ですが迫る時間に少々焦り気味。しかし現場作業に焦りは禁物。注意してかかろう!
外観は家主さんから許された範囲で造作。内部の仕上げと統一感を持たせるため既存のタイル壁を板張り仕上げに変更します。そして正面には丸太を割いて作った一枚板をそのまま
立ててお店の看板とします。コレは当初の計画と違いますが、インパクト重視で提案したところオーナーも賛成してくれて実現。設置位置・角度、転倒防止対策等工夫が必要ですが言った以上はキチンと納めマス!
内部は床タイル張り作業中。腰壁を濃い目の色で塗装するので同系色の明るめ色調を選択しました。更に同時進行で壁の一部にイギリス、コッツウォルズ地方でのみ産出される石の張り付け作業も行ないました。床作業との絡みもありましたがその辺はお・と・な。譲り合って無駄の無い様円滑な作業が出来ました。
この石を扱うのは日本で数社あるものの、原石をスライスして乾式工法用に加工するのは唯一ココだけの
松原工業さん。ガルバニューム鋼板で出来たレールにはめ込んでから目地処理~仕上げの工程はホントにシステマチック。壁に過剰な重量が掛かることなく見事に原石の風合いを再現してくれました。
どうですぅ。色合いも周りとピッタリでしょ。この石は別名「ハニーストーン」とも云われ、石のゴツゴツ感とは正反対なやさしい色合いをしています。経年変化して風合いが変わっても決して「汚く」見えず、「脆く」もならない木や石。こういった所謂「天然素材」をもっともっと生かした住環境を創っていきたいと改めて思いました。