昨年(12/19)の内に事前調査をしました。RC壁式工法であるこのマンションは、当時流行の内部下地造作(GLボンド工法)がされている可能性があったからです。このGLボンド工法は下地に「木」や「軽量鉄骨」を使うことなく、ボントをお団子状に練って石膏ボードをコンクリートに付ける工法です。RC壁式で間仕切りも出来ているこの現場では大きく間取りの変更をすることは出来ません。そこで今回のリノベーションテーマは無垢材仕上げによる「癒し空間」の創造と位置づけていますので、無垢の板を止める「木」等の下地がないと、そこから総て造らなければなりません。すると解体やら造作において余分な費用がかさむ事となり大変!事前に把握しておけば対処のアイディアも湧いてきます。
↓で、やっぱり憎きGL工法だ!しかも外壁面にすら断熱処理がされていない!!!
よぉ~し、そうと分かれば対処するのみだ。窓枠やドアとの絡みも考えておかなければな。
さてさて、どうするのでしょう?無駄な費用を掛けることなくどのように対処していくかは着工後(1/15以降)に順次アップしていきます。Sさん、一生懸命やりますね!よろしくお願いします。