年内お引渡に向けて連日頑張っていマス!お天気も何とかもっているのでラッキー。でも昨日今日はメチャ寒い。お日様がとっても有難く感じます。
←窓の取付が済みました。窓本体の枠にケーシング(トリムボード)を取付てT字ボートと上部の収縮スペースを納めます。このケーシング取付で
「信じられなぁい」事ですが、よくログ壁に直接打ち付けてある現場を見かけます。これは言語道断。セトリングするログ壁に付けたらどうなるか分かるようなものなのに何でそんな施工するのか理解不能。そんな業者はログを扱う資格なし!とここで糾弾だ。
←ちょっとキツイくらいのJustサイズにてT字ボートの隙間もなくピッタリと納まった窓。下部水切り板の裏には雨返しの溝も切られています。この建具納めがログハウスでは緊張する作業の一つ。無垢材で構成される以上材の割れや捻れが生じるのは
当たり前のこと。そこにまた無垢材で出来た窓を取り付けるわけだから建付け調整には工夫と創意(同じ意味か?)が要求されます。でもそこが我々施工チーム腕の見せ所。大工さん達の豊富な経験に私の経験も足して雨漏れしない完璧な取付を行ないマス!そうすればお施主様には気持ちのいいこの無垢材の良さをより感じていただけますし、愛着も持って戴けますものね。生きてる素材を扱うのは人間と同じ。
手を掛けるところは掛けてあげればその分大きな見返りをもたらしてくれます。
←室内作業では、妻壁造作と共に電気の配線を済ませておきます。ログ壁に通線しておいた電線を切り回しし間仕切り壁に取り付ける分電盤のところまで配線をする作業です。*実はログ壁に通線しておくってのも気を使う。ログには予め電線用の穴も開けておいてもらうけど、そこに予備線を通しておいて後でそれにFケーブルを結んで引っ張る。これが通常のやり方だが、穴に木屑なんかが詰まっていたら大変。通しボルトの穴もそうだけど、
ログを積む時は1段1段穴の位置がズレていないか、何か詰まってないかを確認する事が基本中の基本です。そこで何かあったら対処しておかないとログを積んでしまってからでは直すのが大変!その時になっては誰にも文句を言えません。だって確認するのは現場作業者の責任だからね。ログハウスをセルフビルドする方も多いと思いますが、そんなご計画をお持ちの方はココんとこ注意してくださいね。それこそ後の祭り、英語で言うところの「AfterFestival」(?)にならないように。
外部作業では妻壁の仕上材を張りました。ウェスタンレッドシダーのパネルです。ログとの取り合いには水切り板を下地合板に貼った防水紙の上から取り付けておきます。
軒天井も張り上げました。軒側には屋根換気口を設け(丸い穴)棟に抜きます。妻側は壁の外側に付けた下地に取り付けて雨水の侵入を防ぎます。
妻側軒天井の破風側は裏に溝をつけて板を差し込んで固定します。
この作業が終われば大工さんの外部仕事は殆ど終了。内部の仕上げに移ります。ログの中は窓も付いたのでかなり暖かい。現場で能書きばっかりタレて動いていない私には助かります。大工さんゴメンナサイ。