今回は伝統技術と最新技術の両方を目の当たりにする研修だった。IBMAメンバーであるサンエス建設さんの新築現場ではインテリアの最新トレンドや地域特性を考えた仕様を、松本城や旧林家住宅・諏訪大社の見学では世界に誇る日本の伝統的木造・木工技術を。この両極端ともいえるものから浮かび上がるのは文字通り「温故知新」。現代において生まれだされるものもいずれその域に達する事が出来ると思うが、それも元を正せば伝統が齎したことではないだろうか。改めて先人の知恵と勇気に最大限の敬意と賞賛を贈り、まだまだ若造の自分を恥じた。自分は建築と言う広い業種がある中で、ホンの狭い範囲の事しか出来ないかも知れない。でも信じた事にはトコトン追求していこうと思った。
また、今回の長野訪問もう一つの目的であるサークルサポーター杉野建築店さんとの打ち合わせでは、積極的なご意見も頂戴する事が出来た。近く、松本市内で「ティンバーフレーム~CozyUpHome」のチラシ広告も出される予定との事。最大限の協力をしていこうと思う。