前回も書いたように本プロジェクトは着工時期を来春に設定して進行しています。この間で我々創り手がやるべきことは確実なる「地盤形成~補強計画」の練り込みと四季を経験する事によって得られる日影状況を計画プラン、特に窓配置に落とし込んで生活に不便が生じないか等を確認していく事に成ります。因って現場の確認は
着工中は勿論、着工前でも様々なタイミングで何回でも行う事がBestに近づける為の最も有効な手段と思っています。現場でないとわからない事、沢山ありますから。
左 夏至前 右冬至前
日影シュミレーション夏至15時 日影シュミレーション冬至15時
お施主様
夏の日射遮蔽は、育葉と軒の出幅を大きくしたティンバーフレームの躯体設定で計画通りです。
冬の日射取得は、落葉加減と窓やベランダの配置設定がバランスとれています。
直面窓からの自然光不足が夏に少しありそうですが、室内特に2階はその分天窓からの入光がありますので、生活に支障が出る事は無いと思います。引き続き、検証は進めておきます。お気づきの点があればご遠慮なくお申し付けください。