現場チームも先週に続いての台風来襲には流石に閉口。しかし、どんなことがあっても現場は安全と品質の確保を何よりの優先事項として進行させなければいけません。お施主様、近隣の皆様何卒ご了承の程お願い申し上げます。
外部作業は外壁仕上げ工程が予定工期を超えるも確実に進行はしました。
1F部分と2F部分は貼り分けとなり、後程でこの部分に見切りとして180㎜幅のウェスタンレッドシダー無垢幕板を取り付ける仕様にしています。



内部作業は階段造作と床の仕上げ工程へ
階段は38㎜厚x289㎜幅のウェスタンレッドシダー無垢材でササラ桁(側板)・踏板を造作。け込板には明るい木調のパイン材を採用します。


ココはやっぱり日本の大工としては腕の見せ所です。

差し金フル活用にて段差角度、割り振りを墨だしして加工へ

建築基準法上の住宅階段で最低取らなくてはならない寸法は踏面15cm蹴上23cmですが、これだと57度という相当急な角度を上る事になりますので、弊社では45度程度(踏面と蹴上高さが同じ)を基準にお住まいになるお施主様ご家族に合わせて設計しています。


床仕上げには
ダグラスファー4㎜単板x2+11㎜芯材で構成される19㎜厚エンジニアウッドの幅広(200㎜)浮造りフローリング材を採用。
ティンバーフレーム材と同じ樹種にて相性は抜群です。
来週もまだ油断が出来ない天気予報となっていますが、変わらず「安全に確実に」を忘れず進行させていきます。