カナダから輸入したティンバーフレーム用イエローシーダーも5/8の港到着から国内搬送を経ての加工場到着後は、約1か月を*再乾燥期間として養生。その間で簡易含水率計による表面含水率を測定し、20%前後になったところで粗製材状態で搬入された材の製材・墨付け工程に入りました。
熟練の製材技術を発揮する大親方は御年83歳。大尊敬でございます。
↑は横架材用180x360(後のプレーナー作業の為に製材時は183x363)
↑は土台・柱用の180角 こちらはプレーナー掛け終了時
↓は墨付け作業に入った土台
製材・プレーナー掛け後に芯墨を打ちます。(ちょっと墨が見えにくいかな。)
墨付け作業開始時の簡易表層含水率測定値は18.0% 弊社では表層含水率16%前後を刻み加工に入る目安としています。
墨付けされた土台達も嬉しそうに微笑んでます。
*再乾燥期間:弊社では太平洋をコンテナ船で渡ってきた材に掛かっていたストレスと余分な湿気の吸収を開放させる為、到着後すぐには材の切断や加工をしません。人間だって長い移動の後は少し休みたいですものね。
材木だって生き物として同じだと思うのです。