本年3月に基礎工事着手、5月連休明けからティンバーフレーム躯体建て方開始と進んできた本現場も今週ついに完成の運びとなりました。昨年末にご発注頂いて以来、お施主様にも大変お世話になりました。この場を借りて厚く御礼申し上げると共に、弊社とのお付き合いはこれからが本番でございますので今後もなにとぞよろしくお願い申し上げます。
玄関部の屋根垂木を受ける梁はティンバーフレームの象徴とも言える方杖受けで。
1F廻りの外壁は無垢ウェスタンレッドシダー(WRC)のベベルサイディングで。
玄関ホールは土間スタイル。一枚板の造り付けベンチと木肌色を利用して造作した市松模様のテーブルは共にWRC材で。
玄関ホールを抜けた吹抜け空間には直径約50cm強の丸太大黒柱がお出迎え。
吹抜け空間から大黒柱の迫力を感じつつキッチンへ。
キッチンは全てお施主様リクエスト。内装は当社も会員である
NPO輸入建材協議会推奨建材である
ヴァージンウォール仕様。扉色に併せて色を選定しました。
リビングスペースこもWRC材の造り付け棚を設置。TVやデッキ類がすべて収納できます。
リビングスペースはロフトとの一体感を持たせる目的で吹抜けとしました。ティンバーフレーム躯体の力強さを感じると同時に明るく、気持のいい空間となっています。
居室の一つである10畳(メーターモジュール)和室には床の間も設置。客間としても利用可能な仕様となっています。内装はパイン材の腰壁とヴァージンウォールの組み合わせで。畳は縁なし半畳タイプ。畳目を交互にして敷きつめ市松模様としました。
全ての和室窓に障子を組みました。和紙から漏れる光はその柔らかさが何ともいえずに気持ちいい情景を創りだします。和紙の湿気吸放湿性と相まり、障子は正に機能と美しさを兼ね備えた世界に誇れる建具ですね。
ロフトへは足触りの柔らかいWRC無垢板を段板に使用した造作階段で。お施主様の安全性を考慮し15段で上がりきりとした緩勾配設計となっています。
ロフトは全てオープンスタイル。吹抜けで繋がる階下リビングと合わせ、開放的な大空間を造れるのもティンバーフレームならではも仕様です。
ロフトオープンスペースにはお施主様がご趣味とされる音楽鑑賞に必要なオーディオ類を収納する棚を造り付けてあります。
浴室はハーフユニットバスを採用し、上部の壁はWRC無節材で仕上ました。室内はどこに行っても無垢の木で溢れています。
1F書斎奥にある書庫に造り付けたWRC材の書棚。これまで紹介した棚類はご趣味の満喫されたい!というリクエストにお応えする弊社のサービス提案で施工しました。
お引き渡しの鍵貫通式でお施主様の溢れる笑顔が拝見でき、一緒に創り上げてきた弊社としては感無量でございました。
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