今週の現場は梅雨と台風による荒天影響にて、内部作業を中心に進行しています。

外部はほとんど進行できず…。

内部作業では天井のある箇所(勾配天井でない部分)の下地組みをし、天井内に隠蔽する電気の配線工事を実施。天井・壁内共配線箇所以外の所への断熱材充填も実施しています。

本現場の壁用断熱仕様はグラスウール16K100mm厚。欠損(隙間)箇所や経年での脱落が無き様、充填と取付状況は要チェックポイントとなります。
断熱材充填状況

断熱材充填後は隙間風の侵入や室内で発生する余分な水蒸気の壁内侵入を防止する気密シートを内張りしますが、その施工時期には壁内に通す電気配線や設備配管などとの絡み、躯体・間柱など木部の含水率確認と注意が必要となります。コンセント部や配管取り出し廻りとの取り合い処理を十分に行わないと気密性能を高める為のシート張りが効果半減となり、木材の含水率が多いと湿気を壁内に籠らせてしまう状態となってしまうからです。1に確認、2に確認、3.4も確認で5も確認。チェックとデータ収集を行っておけば、万が一の時にも原因追求や対処法が容易に導き出せますからね。

気密断熱や現場管理に関する弊社の考え方は
←の本でも確認する事が出来ます。
画像クリックで本の紹介ページへ