先週末の上棟から、今週は屋根工事へと進行しています。
本現場は
ティンバーフレームフルラフタースタイルの仕様である為、90x180の屋根垂木は室内表しとなります。その垂木と同様に傾斜天井での室内表しとなる仕上材(化粧野地:当社名)にはパイン本実加工板38mmx130mm採用。当社ではフルラフタースタイルの場合に無垢板の断熱効果も期待出来る厚みとして標準的にお勧めしています。
本仕様における屋根工事最初の作業はこの38mm厚無垢板を取り付けるところから始まります。
張り上がった38mm厚の板上には気密シート0.2mm厚を十分な重なり幅(設定600mm)を取って張り付けます。
室内から見るとこのような仕上がりになります。
軒先部の化粧野地は壁内通気層と屋根通気層が連続される為の空隙を設けて取り付けます。
化粧野地+気密シートの施工後は断熱・通気層確保の為の断熱垂木(当社名)を取付ます。
屋根断熱材の敷き込
破風・鼻隠し・広小舞には耐水性に優れるウェスタンレッドシダー無垢板を採用
化粧野地+気密シート+断熱垂木+断熱材敷き込施工後に一般的には垂木上へ最初に張る野地板を取付ます。(中央・棟部は壁・屋根通気層の抜け口である棟換気取付の為に空隙を設けておきます)
野地板上に貼る防水シート(アスファルトルーフィング)は200mmの重なり幅にて施工していきます。
的確に貼り上がりました。
来週からは屋根工事の仕上げ、外壁下地造作作業に進行します。