現場は床下地組みが終了。各設備の配管作業にも取り掛かっています。地中熱を利用する24時間換気も本現場は地中-2mから新鮮空気を取り込む第一種熱交換換気(吸気・排気共機械式)仕様になっています。
熱交換ユニットは交換素子が多く取れる六角形式を内蔵。単純に外気を取り込むより夏は低く、冬は高い地中経由の外気を取り込むのに加え、本ユニットはその交換空気経路六角形の中で蛇行しているので交換の為の接触時間が増え、更に効率が高まります。
各室排気孔への分岐チャンバー
各室への排気ダクトは75Φで配管されます。
高気密・高断熱仕様には欠かせない計画換気。シックハウス法では1時間に部屋の半分の空気を入れ替えるだけの性能を持った換気装置を付けなければいけない事になっています。身体に悪い汚れた空気を入れ替えるのは勿論必要な事ですが、単純に入れ替えるだけは暖冷房のエネルギーも半分廃棄してしまう事になり、エネルギーの無駄となってしまいますね。計画換気には本現場の様な第一種(吸気・排気機械式)・第二種(吸気機械式・自然排気)・第三種(自然吸気・機械式排気)とありますが、全ての現場の置いてこれが一番!と言えるものでもありません。立地条件や間取り、一次エネルギー消費量との兼ね合い、メンテナンスや室内に置く調度品の種類等お住まいになる方のライフスタイルにも関連させて選定しなければ、各種が持つ効果を活かす事が出来ません。健康と省エネ…。どちらも住まいの計画には欠かす事が出来ません。
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CozyUpHomeではこの部分にも拘りを持っています。
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