現場は建て方作業から屋根・床・壁の下地造作へ。相変わらず近隣や通行人の皆様方から寄せられる極太躯体へ驚嘆する声と視線を浴びつつ順調に、そして安全に進行しています。

建て方2日目終了時。(3日目の朝)ビルトインガレージとなる前面部を除き、総2階となる部分の組上げが終了しました。

建て方3日目最終日の今日は前面部の組上げに入ります。

要所に設置する火打ち梁(100x200)も、まだ、家起し(歪み修正)作業前でも一分の狂いも無く納まります。躯体加工精度の高さの賜物です。(自慢)

ビルトインガレージは2+1台の計3台分を確保しています。画像は2台分の空間を確保する為に強度計算されて算出した梁のサイズ200x520を組み上げているところ。建て方最終段階です。大迫力!

躯体組み上がりに伴って、先述の家起し作業に取り掛かります。水平器を基準となる柱に順に副え、傾きがある場合はその反対方向への引っ張り力を加えて修正していきます。

引っ張りを加えて水平・垂直となったら仮スジカイにて動かない様に固定します。家起し作業は建物の縦・横列を1階から順にこの作業を繰り返して行います。
↓すべてばっちりですね。


建物の家起し作業が済み、仮スジカイで躯体が固定された段階で垂木掛けの作業に入ります。今回は洋瓦葺き仕様にて50x180の垂木を@455にて設置していきます。


カナダでの加工精度も抜群。綺麗に通ってますね。(当たり前か)画像は棟木の位置。
垂木掛け終了後は即、野地板張りへ。


野地板釘止めピッチ(150mm以内)を確認。

棟木部にある空間(隙間)は屋根内通気層から抜ける棟換気口。棟全面に設置します。
屋根野地張り後は防水フェルトを敷いてから床下地組みへ。足元の安全確保上からも2F床より設置します。

出来上がった2F床下地に載って小屋裏を見上げると…。

丸太柱、アーチの梁、方杖が何ともティンバーフレームらしいですね。これらはすべて室内表しとなります。かっこいーーーーー。

現在は壁の下地造作・屋根瓦荷上げ作業に入り、年内は28日で作業終了となります。
