現場は予定通りに12/7よりティンバーフレーム材の搬入と建て方が始まっています。住宅街ど真ん中に付き、行き交う皆様も足を止めつつ「うわっ、すげぇ木だな」「丈夫そう~」「何だ!こりゃ」・・・等々一言二言呟きながらしばしのご見学。ティンバーフレームの極太材に驚いて頂けるのは何とも嬉しい限りですが、安全第一で作業中ですので、ガードマンさんの誘導にはくれぐれも従って戴けますようお願いします!建て方完了後は発注者様と構造躯体が見える段階での見学会も企画していますので、その際にはごゆっくりとご見学下さい!
輸入資材はティンバーフレーム躯体と下地材等の副資材でコンテナ2本分。40~55坪程度の資材ならほぼ2本で納まります。資材の荷降ろしは先ずコンテナの天井を外すところから始まります。
搬入後は土台材(200mm角)を先ず現場へ搬入し、基礎に据え置きます。
土台の裏に塗布しているのは基礎表面に塗布したものと同じ竹炭から精製した炭塗料。シロアリ対策にも有効です。(他の3面は建て方後に塗布)
←敷き設完了
土台敷き完了後に柱や梁など残りの資材を搬入します。
ここまでで正味1.5日の工程となり、翌日からはいよいよ本格的な建て方に入ります。
建て方初日。先ずは一番奥の角柱を建て、その後直角に柱と梁と組みながら一つの四角な空間(部屋)を造る作業の繰り返しで建て方は進行します。
建て方時には、ティンバーフレーム資材の日本到着時表層含水率も測定確認しておきます。弊社のティンバーフレームプロジェクトで使用する材はその原木産出地・加工地であるカナダで秋伐採され、厳寒の冬を跨いで加工に適した含水率まで自然乾燥させています。また、輸送(輸入)中に余分な湿気を吸わない様、ステイン加工(木材保護材塗布)も施して日本に到着します。
使用するティンバーフレーム材の一部。丸太の大黒柱を始め、どの材も弊社が自信を持ってオススメする目の詰まった良質材です。
現場建て方作業1日目は順調に進行。ほぼ全ての柱が通し柱(柱勝ち)になるよう設計するのが、弊社のティンバーフレームにおける基本レイアウトとなります。
丸太大黒さんの設置も済み、初日は1Fの梁組まで完了しました。
この時期、日暮れが早いですね。作業完了後の夜景的なティンバーフレームをどうぞ。
2F部梁組がメインとなる建て方2日目も順調に進行しています。
画像でお気づきと思いますが、本建物は1Fと2Fでティンバーフレームのステイン色が違っていますね。これは室内に表しとなる躯体をお施主様お好みのインテリア計画にマッチさせる為に色分けしたものです。人にやさしく、気持のいい住まいを提案するのが弊社のCozyUpHome・ティンバーフレームバージョンたる所以。柔軟な対応でご要望にお応えしています。