現場は引き続き外壁左官仕上げの下地工程を進行中。左官仕上げの下地モルタル塗りは長期的な耐用を持たせる為にはゆっくりと時間に掛ける事に越したことはありません。乾燥程度や天候を見極めながらの作業となります。
真壁仕様としたティンバーフレーム躯体(柱や梁)と外壁の取り合い部分は後に肌別れやひび割れが発生しない様、防水シート端部のシーリング押さえ・ラス網の二重張り等対処しておきます。
モルタル塗りは下・中・仕上げx2の3+1工程に分けて20+mm程度の厚みにします。モルタルは下塗りから順に粘性高~低として収縮に因るひび割れを下塗りの段階から「ワザ」と発生させて仕上げ工程までに全体が落ち着く様塗り重ねていきます。
画像は下塗り工程。ラス網が被る程度に塗り付けます。
画像右側の色が濃い部分が中塗り工程。左側のように下塗りが十分乾燥して白くなってきたところで施工します。
下塗り部には予定通りのひび割れも発生。建物配置方位に依って違う日当りも考慮し、施工する面を決めていく事も重要なポイントです。